大きな転機となったのは、牛乳中心の事業からヨーグルトの自社開発を推し進めたことでした。これまでの試行錯誤を振り返り、価格重視の商品ではなく、「自分たちが納得できる本当においしいもの、つくりたいものをつくろう」と奮起。岩手県産の新鮮でおいしい生乳にこだわり、素材選びから製法に至るまで、私たちにしかできない「とっておきのおいしさ」を追求したのです。

この努力が実を結び、誕生したのが「プレミアム湯田ヨーグルト」です。近年はブランディングにも力を入れ、パッケージを刷新。シンボルキャラクターの「みるくぼーや」が大きく配され、より親近感のあるデザインが好評を得ています。

「他では出会えないおいしさ」や「もっちり食感に夢中」など、電話やSNSにいただくお客様からのたくさんの声は、私たちの大切な原動力です。これからも、より多くのお客様に私たちの自慢のおいしさをお届けできるよう、準備を進めています。人口減少や高齢化など、さまざまな課題を持つ西和賀町ですが、私たち地元企業がもっと元気になることで、町の新たな発展に貢献したいと考えています。